心の中で・・・「起立、礼、着席」
みなさん、お疲れ様です!心理カウンセラーのルンタです。
それでは今日も短時間で解説をはじめますよ~
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さて、今回は「自己肯定感」についてお話していきたいと思います。
過去の記事でもたびたび取り上げてきましたが、改めてお話をしていきたいと思います。ぜひ関連する記事も読んでみてください。
まず、自己肯定感の振り返りですが、自己肯定感は読んで字のごとく、「自分のことを肯定することができる感じ、気持ち」のことを指します。
セルフケアの基礎中の基礎ですね。自己肯定感を高めていく事で、メンタルが復調していきますから。
逆に言えば、自己肯定感が下がっている時は、メンタルに不調をきたしている時と言えるでしょう。
「自分のことを肯定できない」ということはすなわち、「自分を否定してしまっている状態」のことを指します。自分で自分のことを攻撃している状態を「自責」と言いますね。
これが行動化されたら、「自傷」と言います。
自責・自己否定状態の時って、本当に苦しいですよね。
もう何もかもが嫌になって、みんなが敵に見えてしまって、やる気がうせてしまいます。無気力になった自分を責めてしまうまであります。その悪循環です。
これが常態化した時、人は「うつ状態」になるのです。
ではタイトルに上げた、「自信」と「自己肯定感」は何が違うのか。
大きく異なる概念ではないのですが、「自信は自己肯定感の基礎になるもの」と思って頂ければOKです。
自信は「自分はこれなら得意だ。強みとして、人よりも前に出られる」と思えるものです。自身の長所を自覚している状態とも言えますね。
自己理解ができている人ほど、明確な自信があるので、どんな場面でも前向きに行動することができます。
多少挫けた時も、「きっと克服できるさ。自分はできるのだから」という自己肯定感に落とし込むことで、切り替えることができます。
しかし、恐ろしいのはここからです。
皆さんの中にある自信が、バッキバキに折られてしまったらどうなるでしょうか?
・・・そうです。人は自信をへし折られると「挫折」します。そして、ものすごい「無力感」に苛まれるのです。
これは今まで、自信があった人であればあるほど、強烈な反動になります。
「自分ってできる人だと思っていたけど、全然違うんだ。無能だったんだ。」と絶望感に駆られる方も多い事でしょう。これもめちゃくちゃわかります。
自信を失うと、急に自分のことが惨めに感じ始めて、今までのことが何だったのだろうと思うようになり、自己否定が止まらなくなってしまうのです。
こうなると、ますます自分一人でいると、悶々と悪い方に考え込んでしまって、余計に悪循環になってしまいがちです。
なので、「今の自分に自信がない」と思われる方は、なるべく早く誰かに相談して、気持ちを吐露してください。
自信は「自分を信じる」ことですが、自分だけで自分を信じることってとても難しいです。
誰か、第三者からの声も聴くことで、客観的な視点と意見を貰い、相対的に「自分」がわかって、信じられるようになりますから。
自分を見失った時は、誰かに見つけてもらう。これがとても大切です。
友人でも、家族でも、パートナーでも、お医者さんでも、同僚でも誰でもいいです。
あなたを肯定してくれる人と話すことで、自信は回復し、自己肯定感も次第に回復していくのです。
そして、あなたの自信を奪うような環境・人からは離れましょう。一緒にいて、ろくなことは起きません。時間がもったいないです。
皆さんの周りにもマウントを取ってくるような人が、必ずいると思います。
そういう人は、無意識に他人の自信をへし折って、相対的に自分の価値を保とうとします。とんでもないやつです。
そんな人がいる環境は、可能ならば離れるなり、すぐに報告して、改善してもらえるようにしましょう。
自信を失ってから、取り戻すまで、沢山の時間と対話が必要になります。それをわかっていない人が多すぎます。
でも、この記事を読んでくださる皆さんは分かっているはずです。
周囲に自信を無くして、落ち込んでいる人がいたら、ぜひ優しく声をかけてあげてください。
ちょっとお話を聞いてあげるだけでも、その人に取ったらとてもありがたいことですから。
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それでは今回はここまで!
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