【7時間目の授業は心理です】

思春期~青年期の方をターゲットに心理学をお話ししていきます。

【#28休み時間】言霊(ことだま)をあなたは信じていますか?

皆さんお疲れ様です!ルンタです。

さて、今回は休み時間なので適当につぶやきます。

お時間のある方は、よろしければお付き合いくださいm(_ _)m

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さんは「言霊(ことだま)」を聞いたことありますか?

前回の記事に少し関連するところがありますので、是非こちらも見てみてくださいね。

 

luntacop.hatenablog.com

 

 

えー、、、Wiki先生によると、言霊とは「声に出した言葉・音声言語が、現実の事象に何かしら影響すると信じられ、よい言葉を発すると良いことがあり不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされる」とのことです。

 

ゲン担ぎなどもこの言霊の精神にのっとっており、冠婚葬祭での忌み言葉も言霊の思想が基づいているとのこと。

日本人は昔から言葉に魂がやどるとして、様々な風習や文化を作っていったのですね。

 

確かに、日本語は世界で最も難解で、最も複雑で、最も美しい言語ですから、その言葉自体に沢山のエネルギー(魂)がやどると考えたのでしょう。

その日本語を操っている私たちは、常に言霊や魂に満ち溢れているのかもしれません。

 

 

これはあくまで私の考えですが、言霊は実際あり得るなと思っています

「いやいや、そんなスピリチュアルは、科学的な心理学の対極じゃないか。あるはずがない」と思われる方もいらっしゃると思います。

昔の私も同じように思っていたでしょう。

 

ですが、ここまで私の記事をご覧になってくださった皆さんは、少しピンと来て下さると思います。

「目に見えるもの→観測できるもの。質量があるもの→測量できるもの。これらは実験可能性があるため、科学的根拠の基本となる。すなわち、観測や測量のできないものは科学ではない。

 

・・・だったら、心理学はどうなるの!(笑)

目に見えないし、質量があるわけでもないのに、一生懸命科学的に考えているのが心理学ですよね。

その心理学も、約100年の年月をかけて多くの研究を経て、学問として確立して世界に認められてきました。

 

ということは、目に見えない事象・はかることができない物事があっても科学的に考えられるようになってきたのです。

言葉も目に見えませんし、はかることはできません。文明の発達で録音することはできるようになりましたが・・・。

よって、言葉や言葉の持つエネルギーも人間という存在においては、何かしらの影響を及ぼすものであると言えるのではないでしょうか。

 

 

だいぶ脱線してしまいましたが、このような根拠を基に、私は言霊は実際にあると思っています。

前回の教師期待効果なんか、正に(構造的にも)言霊だと思うのです。昔は科学技術が発展していませんでしたから、「言霊・魂」という抽象的で宗教的なもので説明しようとしていましたが、現代は科学技術も進んでいます。

なので、教師期待効果は、オキシトシンの分泌を促したり、自己肯定感や精神的余裕に寄与すると分かってきました。

 

・・・ということは、全てではないにしろ「言葉に魂がやどる」ことは科学的に言えそうですよね。

これをわかりやすく言葉にしたのが、「自己暗示」であり「ポジティブシンキング(ポジティブマインド)」なのです。

 

これはもちろん、脳にも関連してきます。というか、#11でもお話をしました。

luntacop.hatenablog.com

 

そう、人は言葉にすることで、自分の脳内の神経回路の配線をいくらでも替えられるのです。

ポジティブな考え方を日々実践したり、自分や相手に対してポジティブな声掛けをしている人は、ポジティブな神経回路が出来上がり、必然的に取る行動や思考法もポジティブになっていくのです。

私はこの一連の流れを「ポジティブマインド(ポジティブな心の在り方)」と呼んでます。

 

これって、言霊に置き換えられませんか?「よい言葉を発すると良いことが起きる」・・・。

今話した、ポジティブマインドそのものではないですか!

やっと科学が言霊というスピリチュアルに追いついたのです(笑)

(というか、科学で証明できないものをスピリチュアルとひとくくりでまとめていますよね 汗)

 

もちろん、逆も然りです。ネガティブなことばかり言っていると、ネガティブな神経回路が出来て、ネガティブな行動や言動を自然に取ってしまう。それが次のネガティブなイベントを呼び起こしてしまう・・・。

これもまた、言霊に一致すると思いませんか?

 

改めて言いますが、人は発する言葉によって、脳の方向や注意が向き、無意識のうちにその方向へ行動や言動がシフトしていきます。

この行動と言動が習慣となったとき、人は実感となって言霊を理解できるのです。

 

人と脳は1000億個の神経細胞があり、複雑ではありますが、実はめっちゃくちゃ単純です単純だからこそ、自己暗示にかかりやすいのです。

単純なのは楽できるからです。脳は常に働いている臓器なので、疲れないように自然に手抜きをしたくなるようにできています。

なので、言葉というシンプルな事象でも影響はストレートに脳へ入ってきます。

 

ポジティブな自己暗示が出来る人・前向きな言葉を自分に浴びせられる人は、心の健康度が高く、しなやかで図太い心になっています。これを昔の人は「言霊」と呼んでいただけにすぎません。

 

皆さんも、良かったら今日から言霊を信じてみてください。そうすると、自分や相手に投げかける言葉が変わってくるはずです。

それが習慣となった時、身の回りや生活習慣に大きな変化が表れるはずです。

もはや、「言霊」は科学的にも影響力のある思考法だと思って、やってみてください。

 

今辛くて、どんぞこにいるあなたも、「言葉にやどる魂」を信じてみてください。

必ず、あなたに救いのきっかけを運んできてくれるはずです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はここまでにしましょうか。

次の授業もお楽しみに~。それでは!

 

X(Twitterもよろしければチェックしてくださいね。

@LuntaCOP