皆さんお疲れ様です!ルンタです。
さて、休み時間なので今回も適当につぶやきます。
お時間のある方は、よろしければお付き合いくださいm(_ _)m
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この間もチラリとお話ししましたが・・・。
心に強弱があると思っている方が、世の中すごく多いですよね。
「お前はメンタル弱いな~」「いいな。私もメンタル強くなりたいな~」など、色々な所でよく聞きます。
そんな人たちに問いたい。
強いメンタルって何ですか?弱い心って何ですか?論理的に説明できますか?
恐らく、ものすごく難しいと思います。というか、私を含めた凡人にはできないと思います。
なぜなら、強い弱いの定義があいまいなことと、心という存在にあまりにマッチしないからです。
心=脳だというお話をしました。
脳って強いですか?戦闘力ありますか?目に見える指標で防御力とかありますか?
ありませんよね。皆さんならもうお分かりのはずです。
脳の活動も、心の動きも目には見えない抽象的なものです。
目に見えない物をどうやって強い・弱いと判断できるのでしょう?
議論するだけ実に不毛だと思います。
すぐに落ち込むから、メンタルが弱い。
怒られるのが恐いから、豆腐メンタル。
心が弱いから、すぐに休むんだ。
・・・全部不毛です。
では、落ち込まないでずっと突っ走る人が強いんでしょうか?怒られることを恐れずに前進し続ける人が強いのでしょうか?
そんなことないですよね。
元気そうに見えて、ずっと活動的でも、いつか脳に無理がたたって、心に不調をきたすことを今までも話してきました。
心=脳。脳も臓器、体の一部なのだから、酷使したら疲れるのは当たり前だし、そもそも臓器なので、特徴が十人十色になるのも当たり前です。
糖尿病になりやすい人は、インスリンの分泌に特徴のある体。
骨折しやすい人は、骨がもろい体質・状態。
風邪をひきやすい人は、体の免疫が下がっている状態。
・・・どんなに体が屈強な人だって、こうした病気にかかるリスクや生まれながらの特徴があります。
ではなぜ、メンタルだけ強い弱いが叫ばれるのでしょうか?
私は本当に、これが解(げ)せません。
なので、この常識をいつかぶち破って、「硬いか柔らかいか」を皆さんに定着してもらうことが私の目標です。
#10でしなやかで図太いメンタルについて話をしていきました。
正にこれで、メンタルは「強い・弱い」ではなく、「硬い・柔らかい」で捉えていきましょう。
当然、目指すメンタルは、「柔らかい心」ですね。言い換えると、柔軟なメンタルです。
人間、疲れてくるとどうしても視野が狭まってきます。これは心の筋肉痛みたいなものです。ストレッチしないと体がガチガチになるのと一緒です。
視野が狭まってくると、考え方もどんどん凝り固まって、余裕がなくなり、適切な思考や判断を下せないことが増えてきます。
それが体に具現化されれば、心の病気として周囲の人間は認知するでしょう。
それを見て、「あ、あの人また心の病気になってる。弱いわね~」と言われる。
・・・悲しい(泣)。こんな人を地球上からなくしたいです。
「あ、あの人の心が疲れて硬くなってしまったんだな。」と言ってあげられるような社会にしたいものです。
柔軟なメンタルは言うなれば、#10のしなやかな心のこと。
物事を1つで捉えるのではなく、色々な角度から考えて、ニュートラルに捉えること。
ストレス源に直接ぶつかるのではなく、上手くかわせること。
周囲に過度な期待をせずに、自分の意志を大切に思うこと。
柔軟な考え方は、柔軟な心になります。
硬くなったら、誰かにマッサージを頼めばいいんです。
心にとって肩もみがカウンセリングで、湿布が睡眠導入剤かもしれません。
体のケアも心のケアもどっちも大切です。
それがわからない人が、心を「強いか弱いか」で判断するんです。
もうそれはやめましょう。心は「硬いか柔らかいか」で判断してあげてください。
自分の心も、相手の心も。
自分の心に繊細なあなたは、きっと相手の心が固まってこわばっていることにもすぐに気づいてあげられるでしょう。
そんな時は、そばにいてあげるだけでも安心して、心はほぐれてきます。
ほぐれてきたら、話をして整理をすることで、心のマッサージは完了です。
あなたがしてくれたことを、相手は忘れません。
きっと、あなたの心が疲れて、硬くなった時に、ほぐしてくれるかもしれません。
これは返報性の原理といいます。
いいことをしたら、人はいいことをし返してあげようと、本能的に思うのです。
人間、まだまだ捨てたもんじゃないんですよ(笑)
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おっと、今回はちょっと話過ぎてしまいましたね。
次の授業もお楽しみに~。それでは!
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