【#4うつについて】うつ状態とは?
心の中で・・・「起立、礼、着席」
みなさん、お疲れ様です!心理カウンセラーのルンタです。
それでは今日も短時間で解説をはじめますよ~
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今回は”うつ”についてお話ししたいと思います。
みなさんも一度はうつ病という言葉を聞いたことがあると思います。
そこについては次回詳しく説明していきたいと思います。
そもそもうつ状態とは何かと言いますと・・・
- 睡眠時間の変化(不眠・過眠)眠れないことの方が多いです。
- 食欲の変化(食欲不振・過食)
- 意欲の減退(何に関してもやる気が起きない)
- 喜びの減退(感情が動かなくなってくる)
- 不安の増加・自己否定感の増大(自分が悪いと考えてしまう)
- 希死念慮(死にたいという気持ちが強くなってくる)
以上のような状態が体に起きてきます。
このようなうつ状態がずっと続いて、日常生活に支障をきたすようになってくると、うつ病や"適応障害"といった診断がつく場合があります。
※適応障害については次回説明します。
ちなみにうつ病ですが、世間では「心の風邪」と呼ばれることが多いですが、そんな軽いものではありません。
確かに誰にでもなり得るという意味では的を得ている表現ですが、一度うつ病になってしまうと、元に戻ることは簡単ではありません。なので、「心の骨折」と表現している精神科医の先生方も多くいます。まさにその通りです。
なぜ人はうつ状態になってしまうのでしょうか?
それは、ほとんどの場合「自分では処理しきれないほどの過剰なストレスがかかって、脳が疲れ切ってしまっている」状態です。
体の骨を思い出してください。
強い衝撃を受けて耐えられなかったら、骨はポキッと折れますよね?
ずっと重いものを抱えていても疲労骨折になりますよね?
いきなり事故にあったら複雑骨折をしますよね?それと全く一緒です。
人間の脳にとって過度なストレスは負担であり衝撃です。
これを受け続けたらどうなりますか?当然、心がポキッと折れてしまいますよね。
そうならないために、脳がサインを出します。それがまさにうつ状態です。
これ以上、体に負担がかからないように、衝撃を受けないために、体にサインを出しているのです。
ですが、現代社会は、どうしてもストレスに直面することが多く、なかなかサインが出ていてわかっていても逃げられないことが多いです。
でも、辛い時は逃げて下さい。
そのまま折れてしまったら、治るまで本当に時間がかかります。
骨折は薬が効きませんし、くっつくまで時間がかかるし、安静にしていないといけません。
うつ状態がひどくなったら、まさにそのように対処していかなくてはならなくなります。
ひどくなる前に対処する。これが一番の解決法ですが、実際なかなか難しい。
そういう人は本当に多いと思います。
- ストレスに負けない強い心を持とうと目指せば目指すほど、余計に疲れてしまうので、ストレスは受け流しましょう。
- 受け流せないほどの量が目の前にあるならば、誰かに相談しましょう。家族・友達・先生・病院のお医者さん誰でもいいです。
- 思い切って身の回りの環境を変えてみましょう。
- 発散できる時間をつくりましょう。
以上のことはまた今度対処法としてお話していきます。
とにかく、うつ状態の特徴が出てきたら、放っておかずに休んだり、誰かに相談しましょう。それがとにかく大切です。
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今回の授業はここまで!
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